外来受診

5月7日
連休明けてtantanさんは退院後はじめての外来受診をしました。
ストレスや興奮が影響する病気ということもあって長い待ち時間などを考慮していただいて夕方の診察開始時間より30分早い予約診察をしていただきました。
このお心遣いは本当に有り難く、時節柄狂犬病の予防接種が多いため大小含めワンちゃんが多いことや連休明けを待っての来院も増えるため、待ち時間中にストレスがたまったり興奮したりすることで現在の状態を見紛うことのないようにとのことからです。
現在の主治医である副院長Dr.とは先代アメショziziの病気からのお付き合いですがとても親身になっていただき、今回のtantanさんの症例に関しても心臓専門医の指導を仰ぎながら不安な私との間でいつでもメールでのやり取りが出来るようとのご配慮までいただいているのです。
今日元気で安定している症状がいつ暗転するかもわからないのが心臓疾患の恐ろしいところで、過剰ストレスの原因にもなる通院が事前にその必要があるのかないのかといった判断も、その時の状況を報告しながら先にメールでやり取りが出来ることで随分こちらは心強いです。
病院側はその間にもしもその後緊急入院ということになっても先に状態を知ることで待ち時間のない受け入れや酸素室の準備などもしていただけます。
このようなことは全てご好意の中で適っていることであってtantanさんと私はとても恵まれていて嬉しく、有り難いことだと感謝しています。
一般的に心臓疾患の猫は、病院での緊張した状態では今の病状を正確に把握することが難しいこともあって外来頻度は出来るだけ少なく、通常はお薬の補充だけに飼い主だけが来院ということも多いそうです。
それだけに不安で通院の判断に迷った時などには、先のメールでやり取りが出来ることはかえって冷静さを取り戻すことも出来るのが幸いです。

診察は超音波検査、バイタルチェックと触診、検便、検尿。
体重は4.7kg発病から2週間余りで200g減りました。これ以上は減らないように食事に気をつけなければいけません。
超音波の検査で心筋の厚さや動き、また血液の逆流などの症状がないかを診ますが、典型的な肥大型心筋症の症状である心筋の厚みが見られ、筋収縮の波形はしっかりと動いており、心配した拡張型の兆候は診られませんでした。拡張型は筋収縮が極端に弱まり心臓の動き自体も弱まって胸水や肺水などを併発しやすいため、合併型といえども今現在は肥大型心筋症に落ち着いていることがある意味幸いであるとのことでした。
獣医循環器の心臓専門医の下ではこのような外来時には同じ検査においてもより専門的な心筋の厚さをミリ単位で計測し定期的に経過観察し、それに対する投薬や対処療法をしていくことになります。
tantanさんは検尿検査でも腎臓への負担も見られず、またストルバイト結石などの再発もなかったので、現在の投薬と食事摂取で問題ないとの判断でした。
ただ体重が減少しているので体力を保持するためにも心臓に負担にならないように5kgまでは増やしてもOKとのことで、塩分Naなどの量に気をつけながらタウリン、ビタミンA,Eなどの栄養摂取を積極的にとの指示でした。
実はフードの件は現在進行形でいろいろと試行錯誤しています。
ちょうど連休中にお願いしていたフードがわんさか届いたのでまた別途記事にしたいと思います。
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5月8日
夕方までは安定しているように見えていましたが、あまりいつもよりも動きたがらないところがあって心配していたら、夕方以降はどうやら少ししんどいのかも知れません。
ただ本日の3回の食事も全て平らげ、お水ものみ、排尿、排便ともに通常通りしていたのと、1時間ごとくらいで呼吸数などの様子をみていますがそう心配なレベルではなさそうです。
今も一旦は酸素ハウスに入れて寝かせようとしましたが、出たがって出窓から外を眺めているほどなので、おそらくバイオリズム的な倦怠感かも知れないと診ています。


【記 録】
 5/7
 ・朝  呼吸数:35 環境:酸素室温:23℃ 湿度:64%
 ・夜  呼吸数:23 環境:酸素室温:24℃ 湿度:54%

 ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠 
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
        夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 

 5/8
 ・朝  呼吸数:31 環境:酸素室温:22℃ 湿度:64%
 ・夜  呼吸数:31 環境:酸素室温:23℃ 湿度:54%

 ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠 
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
        夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠