マイナス・プラスの土曜の午後

先週の土曜日、tantanさんが来て以来はじめて美容院に行った。
髪を切るだけならいいが、パーマをかけると時間的にはかなり必要なのでついつい行きそびれて大方3ヶ月弱の野放し状態。
頭の頂にツムジを2つ、額の正面にも1つと合計3つのツムジのがんたれの私は、これ以上放置されると髪が自己制御の範囲を超える…(-_-)
こんな風に留守にする前のtantanさん攻略法は、めいっぱい遊ばせて疲れさせて眠っていただく…何だか殺し屋になった気分、ふっ=3。
京都で仕事をしていた時からの御用達の美容院なので当然わざわざ詣でて行くわけで、となると出たついでにあっちもこっちも行きたいのは吝かではない。
予約をし、手フェチ好みの手を持つカリスマ美容師に委ねること3時間半、わざとご飯を食べずに信号を送るお腹をひたすら宥め続けて向かった先は、お気に入りのCafé♪
で、わざわざ腰据えて読書と決め込もうと本まで持参、このCaféの美味しいものとHot Wineをレポしようと勇んで来たというのに、なんと休みと来たーーーーっ(>_<) Oh! My God…
宥めたお腹は限界を叫び、思考を司る左脳は動かず右脳が沸点に達し、地面に接する2本の足は理性を失って歩き出した。
欲望に委ねたままに足が停まったのはそこからほど近いイノダコーヒー本店
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最近は観光客が入っていくのを横目に通り過ぎる事も多く、あまり入ってのんびりしたいとも思わない厳しい言い方だが選択にも入らない場所。
というのも実は私はコーヒーが飲めない人(^^;)、ついでに言うならタバコも吸えない人なのである。見かけは立派にのべつ間もなくタバコを咥えて、コーヒーはブラックで飲むタイプに見えるらしいが(爆)。
まぁ嗜好がお子ちゃまなのかミルクが大量に投入されるオレやらラテという代物なら大歓迎なわけで、どんな銘店の極上コーヒーでも私では“違いの解る女”にはなれない…(-_-)。
割りに最近改築された町屋造りの玄関は、入るなりお茶の時間も外れているのに観光客が山盛りだった。
でも私の理性を失った足はここから一歩も引かない感があり、沸点に達した右脳は意地という装飾を付けてそこに用意された順番待ちの赤い椅子に座るように促した。
もう直ぐ陽が傾く時間も近いせいか人の流れは早く、禁煙という字を顔に書いた私はまだ踏み込んだことのない路地に面したアトリエと呼ばれる真っ赤なソファに案内された。
ひとりなのに女王様である。
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で、白詰襟を着たボーイさんがシルバートレイからお水を降ろすのを待たずに、畳み掛けるように注文したのは素直に欲求に従いイタリアンスパゲッティとカフェオレ
欲望の鬼と化してるだけに静物相手なのに写真がボケてる(爆)。
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このイタリアンスパゲッティは、よく手入れされた銀器に盛られ眼の前に置かれてからボーイさんが“ほう~ら、召し上がれぇ~♪”みたいに蓋を開けてくれる…。
パスタは太麺で柔らか、普段は細麺アルデンテ好みでも、空きすぎでガッツク今日の私には消化に優しく感じて丁度良い。味は予想を裏切らない昔懐かしいお子様ランチのケチャップ味をええとこの子が食べる高級なものにVersion Upさせた感じ…。
細切れハムとたまねぎのスライスの歯への抵抗もなかなかだ。
銀器ってどうしても重く手入れが面倒というのが先に立つが、保温効果が抜群。
こじんまりとまとまって入っている量は結構あるのに最後まで冷めない…ブラボ~と小声で呟いて無事完食。
読書をするにはあまりに人の流れが多すぎるところなので企みは止めて、早々とtantanさんの為に帰路を早めることに…。
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精算のためにレジに歩み寄ると、ケーキのショーケース上にディスプレイされた見慣れない“INODA'S COCOA”ひょいと手に取ると“オランダ産カカオ使用…えっオランダ産―っ!!”ということで缶カンのキッチュさも手伝って、お買い上げ~♪¥1,250と結構なお値段。
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実はまだ開封していないので味はどうだか…?
行きたいところで欲しいものが手に入らなかったことがマイナスだとしたら、イノダでの意外と美味しい遅いLunchは+αこそならなくとも、せいぜい0には戻った気分。

髪も少し軽くなって、夕飯代わりのデリカを買い込み、慌てて電車で家路に向かった。



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というように久し振りに楽しくなるはずの午後が慌しく過ぎたのでした^^ゞ
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by brian0712 | 2006-02-23 14:32 | 悲喜交々