カテゴリ:tantanの病気( 12 )

7月の最初にもうどうにも我慢の限界でtantanさんの爪きりをしようと決意しました。
いつの頃からか頑なに拒絶されるようになりここ1年くらいはその気配を感じるとダークな唸り声と火炎砲、挙句の果ては猫パンチと噛み付く暴挙に出る始末。
四肢はおろか片手の爪すら切らせてもらえない有様で、獣医さんの手を借りるほかない状態でした。
でもただそれだけに通院するのも本音を云えば結構面倒くさいものもあります。
春にtantanさんが心筋症を発病してからは過度のストレスや興奮を避けるのがなお切実になってしまったので、今回も限界まで我慢して2ヶ月放置でよもや歩くとカチカチ音がしてました。
あれ程苦しい思いをして嫌なことをされるとなっては彼にとっては病院は鬼門、私がキャリーを用意した途端に何気にそそくさと身を隠そうとするくらいです。
Dr.と看護師さんは予め手ぐすね引いて待機していただいて、いつものように予約外来の配慮ですこぶる迅速に隙のない体制です(笑)
このところの体調の良いお陰で余り猜疑心も持たずに、診察台にあがっても以外にご機嫌さんの様子でお愛想を振り撒いてました。
ひとまず体重測定…ジャスト5kg!
見るからに退院直後(4.6kg)とはお肉のつき加減も違いますから期待通り増えてました!
Dr.から体力維持の為の許容範囲ギリギリをクリアして見た目にもとても健康そうです。
爪きりでご機嫌を損なう前についでに素早く触診と胸部の聴診、嬉しいことに病院に居ながらの心拍数も100前後の安定振りで呼吸も深く穏やか。
見た目の毛艶も手触りもよく、懸念された心雑音も認められなかったので思わずDr.から出た言葉が
「うわぁ~こんなん普通の猫やん♪」
3ヵ月前明日をもわからぬ状態で運ばれてきた同じ猫とは思えない程という所見でした。
もちろんこの日は病気に関る検査は全くする予定もなかったので適切な診断とはいえませんが、確実にいえることは病態は想像以上に安定し、現在の投薬治療が順調に功を奏しているということでした。
この時の診察台でのtantanさんは誉められてるのがわかっているかのようにとても大人しくしてたのですが、爪きりを見た途端やはり瞬く間に険しい表情で怒りだし、ダークな唸りと火炎砲で小さな抵抗をしながらも、情け容赦なく爪を切られてくれました。
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心筋症に完治は無く、そして進行する病気です。
対症療法でとなるといかに病体に合った薬を選んで病気と共存していくことしかありません。
環境と体調、投薬この内の何かひとつが狂うことで状態は大きく変化します。
それはいつまでと終わりがなく、とても根気のいることではあるけれど、なるべく共に暮らすtotoちんと2匹一緒に『普通の猫』を維持させてやりたいと思います。
今回の『普通の猫』所見を機にBlogに日々の記録を掲載するのを止めました。
実は今でも毎日朝晩しっかり測定して記録は続けています。
最初は定着させなければならない大事な作業であったことと、安定しているtantanさんの体調を過信する訳ではないけれど、ここに記録していくにつれて進行する病気へのカウントダウンでもしているかのように感じてきていたので、私自身がちゃんと管理していれば良いことだと判断してそのようにしました。
毎日の記録を同じ目線で気にかけていただいていた方には勝手なことで申し訳ありませんが、心中お察しいただければ幸いです。
tantanさんの体調の変化や通院記録などは従来通り、折に触れて今後も記事にして行こうとは思いますのでどうぞ宜しくご理解下さい。


                  La raison d’un sourire
                      ~tantanとtotoとの気ままな暮らし  ジジ♪
5月7日
連休明けてtantanさんは退院後はじめての外来受診をしました。
ストレスや興奮が影響する病気ということもあって長い待ち時間などを考慮していただいて夕方の診察開始時間より30分早い予約診察をしていただきました。
このお心遣いは本当に有り難く、時節柄狂犬病の予防接種が多いため大小含めワンちゃんが多いことや連休明けを待っての来院も増えるため、待ち時間中にストレスがたまったり興奮したりすることで現在の状態を見紛うことのないようにとのことからです。
現在の主治医である副院長Dr.とは先代アメショziziの病気からのお付き合いですがとても親身になっていただき、今回のtantanさんの症例に関しても心臓専門医の指導を仰ぎながら不安な私との間でいつでもメールでのやり取りが出来るようとのご配慮までいただいているのです。
今日元気で安定している症状がいつ暗転するかもわからないのが心臓疾患の恐ろしいところで、過剰ストレスの原因にもなる通院が事前にその必要があるのかないのかといった判断も、その時の状況を報告しながら先にメールでやり取りが出来ることで随分こちらは心強いです。
病院側はその間にもしもその後緊急入院ということになっても先に状態を知ることで待ち時間のない受け入れや酸素室の準備などもしていただけます。
このようなことは全てご好意の中で適っていることであってtantanさんと私はとても恵まれていて嬉しく、有り難いことだと感謝しています。
一般的に心臓疾患の猫は、病院での緊張した状態では今の病状を正確に把握することが難しいこともあって外来頻度は出来るだけ少なく、通常はお薬の補充だけに飼い主だけが来院ということも多いそうです。
それだけに不安で通院の判断に迷った時などには、先のメールでやり取りが出来ることはかえって冷静さを取り戻すことも出来るのが幸いです。

診察は超音波検査、バイタルチェックと触診、検便、検尿。
体重は4.7kg発病から2週間余りで200g減りました。これ以上は減らないように食事に気をつけなければいけません。
超音波の検査で心筋の厚さや動き、また血液の逆流などの症状がないかを診ますが、典型的な肥大型心筋症の症状である心筋の厚みが見られ、筋収縮の波形はしっかりと動いており、心配した拡張型の兆候は診られませんでした。拡張型は筋収縮が極端に弱まり心臓の動き自体も弱まって胸水や肺水などを併発しやすいため、合併型といえども今現在は肥大型心筋症に落ち着いていることがある意味幸いであるとのことでした。
獣医循環器の心臓専門医の下ではこのような外来時には同じ検査においてもより専門的な心筋の厚さをミリ単位で計測し定期的に経過観察し、それに対する投薬や対処療法をしていくことになります。
tantanさんは検尿検査でも腎臓への負担も見られず、またストルバイト結石などの再発もなかったので、現在の投薬と食事摂取で問題ないとの判断でした。
ただ体重が減少しているので体力を保持するためにも心臓に負担にならないように5kgまでは増やしてもOKとのことで、塩分Naなどの量に気をつけながらタウリン、ビタミンA,Eなどの栄養摂取を積極的にとの指示でした。
実はフードの件は現在進行形でいろいろと試行錯誤しています。
ちょうど連休中にお願いしていたフードがわんさか届いたのでまた別途記事にしたいと思います。
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5月8日
夕方までは安定しているように見えていましたが、あまりいつもよりも動きたがらないところがあって心配していたら、夕方以降はどうやら少ししんどいのかも知れません。
ただ本日の3回の食事も全て平らげ、お水ものみ、排尿、排便ともに通常通りしていたのと、1時間ごとくらいで呼吸数などの様子をみていますがそう心配なレベルではなさそうです。
今も一旦は酸素ハウスに入れて寝かせようとしましたが、出たがって出窓から外を眺めているほどなので、おそらくバイオリズム的な倦怠感かも知れないと診ています。


【記 録】
 5/7
 ・朝  呼吸数:35 環境:酸素室温:23℃ 湿度:64%
 ・夜  呼吸数:23 環境:酸素室温:24℃ 湿度:54%

 ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠 
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
        夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 

 5/8
 ・朝  呼吸数:31 環境:酸素室温:22℃ 湿度:64%
 ・夜  呼吸数:31 環境:酸素室温:23℃ 湿度:54%

 ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠 
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
        夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
『習うより慣れよ』が正しい慣用句です。

5月1日に少しヒヤヒヤする午後を過ごしたもののその後は安定を維持しているtantanさん。
主治医と相談して翌日の昨日から血管拡張剤(フォルテコール)の服用を朝、晩の2回に増やしています。
Tantanさんの心肺機能が順調であれば薬の種類や量を早期に増やすことなないのですが、まだやはり思うほどではなくむしろ疲労しやすくその日その日に影響が出るので薬に頼らざるを得ません。
私が敢て安定と記すのには理由があります。実際に心筋症というのは進行型の病気であり残念ですが冷静に云うとこれ以上の復調が難しく、その中でもtantanさんは猫の心筋症の中でも10~15%くらいしか出ないであろう深刻な合併型のものだからなのです。
一度発作や急性増悪のような症状が起きるとそれが直ぐに危険な状態につながり手立ても一刻を争い、そしてその時こそ彼の運と体力がモノを云う事態になるのです。
結局は早く今の病態にtantanさんも私も馴れてきてうまく付き合い共存する方法を考えていくしかありません。
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それはひとつ屋根の下に住む弟のtotoちんにもいえること。
いつまでもお互いを敬遠して身体をこわばらせていては両方にストレスがかかってしまってよい方向には進みません。
もともとtotoちんはtantanさんに一目置いて接してきてましたし、tantanさんはそうされることで彼本来の面倒見の良い親分肌な部分を発揮できる仲良し振りでした。
それだけに数日の隔たりでこんな風に他人行儀になってしまったことに見てるほうは心が痛みます。
焦らず少しずつ確実に同じ空間でお互いを意識しながら一緒に過ごさせることで、何とか元のように仲良しの兄弟に戻ることを願うばかりです。
幸いにもここ2日ほどtantanさんは落ち着いてくれているため、夜から朝10時頃までは酸素ハウスでたっぷり眠って体力を温存させ、それ以降西日が威力を発揮する時間までの数時間を猫部屋で過ごしています。
そして昨夜はご飯を挟んで1時間ほど、もう一度tantanさんを猫部屋に戻してやりました。
私がtantanさんを労わっていること、その姿をtotoちんにちゃんと見せること、そして彼にも変わらず声をかけ人(猫)一倍ナイーブな心中も汲み取ってやることが大切で、幸いにも昨日からお互いに威嚇は無くなりました。
Tantanさんは最初の6ヶ月を人間の中で育ちましたが、totoちんには我が家に来た頃からtantanさんという兄であり自分と同属の猫が居た訳で、考えてみれば彼がたったひとりで過ごすことは全く今まで無かったのです。
数日とはいえ猫部屋で長い時間をひとりぼっちで過ごす時間に待ちくたびれ、相当淋しかったのでしょう。
今はぎこちない空間であってもtantanさんはやっぱり兄だけあって先にtotoちんの存在を認めたし、totoちんも昨日今日で随分リラックスしてきているようなのが感じ取れます。
普段ヘタレキャラが前面に出て隠れて甘えんぼなんですが、それを差し置いて“さびしんぼう”であること…彼自身が今やっとそれを認め始めたところで多分良い方へ向くと思われます。


【記 録】
5/2
・朝 呼吸数:38 心拍数:測定不能  環境:酸素室温:24℃ 湿度:54%
・夜 呼吸数:31 心拍数:測定不能  環境:酸素室温:22℃ 湿度:56%

・投薬 
 朝 利尿剤(フロセミド)…1/2錠
    血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠
 夜 利尿剤(フロセミド)…1/2錠
    血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠

5/3
・朝 呼吸数:32 心拍数:測定不能  環境:酸素室温:22℃ 湿度:62%
・夜 呼吸数:30 心拍数:測定不能  環境:酸素室温:23℃ 湿度:58%

・投薬 
 朝 利尿剤(フロセミド)…1/2錠
    血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠
 夜 利尿剤(フロセミド)…1/2錠
    血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠


早々と昨夜勝手にパス2回目実行してしまいました…ごめんなさい。
でも口内炎もなんとか沁みる頃を過ぎて治りかけてます。
昨日は気分転換にいきつけのお店でパスタランチを戴きました。
外食なんて本当に何日ぶり2週間ぶりくらいで、ちょっと充填できた気がします。
今日の記事まではほぼ重いしんどい闘病日記ばかりでしたが、
これからは今あるがままの姿を少しずつでも惜しみなくこちらで披露してゆけるようにします。
毎回皆様にはコメントで温かい励ましを戴いて有難うございます。
なのに不精をして失礼しておりました。今後はちゃんとお返事させていただくつもりです。
どうかこれからも宜しくお願い致します。


                         La raison d'un sourire
                           ~tantanとtotoとの気ままな暮らし♪
                                   ジジ
昨日は体調は良く、嬉しいことに私に対して色んな要求が出来るほど元気でした。
夕方以降も安定した感じでしたので、逆に私の方が疲れが出てしまったようです。
tantanさんの様子が心配で訪ねていただいた皆さんには大変申し訳ありませんでした。

5月1日
朝からいいお天気、気温もどんどん上がる気配だったので、今日は朝から猫部屋に上げてやりました。
相変わらず少しtotoちんとの緊張感はありましたが、喜んで身体を伸ばしたり、ちょっと目をはなした隙にキャットタワーのペントハウスまで上がっていつもの突っ伏しスタイルで寛いでたりしました。
お昼ごはんを食べさせた後、猫部屋から階下に移動し部屋の出窓とソファで寛いでいたtantanさん、午後3時を過ぎて寝ていると思っていたら少し息づかいが荒いことに気がつきました。
酸素ハウスに入るのが嫌で我慢しているようにも見えて、直ぐに移し湯たんぽも入れて寝かせました。
案の定どうやらしんどかったらしく中に入った途端に寝転んでしまい、なかなか呼吸が安定しません。
様子を伺ってましたが不安になってきて主治医にメールで容態を連絡、指示を仰ぎました。
午後5時半過ぎ、夜の分のお薬(血管拡張剤:フォルテコール)の服用を待てずにメチオニンタブと共に食べさせた直後、主治医から同様の指示がメールで入り安堵してました。
tantanさんは仔猫の頃から寝ていてもピクピクピクって時折全身を痙攣させたりするのですが、人間に例えるなら何か夢でも見ているのかと思えるような仕草でその頃はというよりもついこの前までは何ら気に留めることもなくむしろ面白がってたくらいです。
ちなみにこのピクピクピクっは弟のtotoちんも同じように時折します。
それが病気になった今は、頻脈や不整脈などがある上にこのピクピクピクっに私はとても恐くなってしまいました。
神経質過ぎるのかも知れません。でも彼が苦しそうにしているように見えるとこっちまで胸が苦しくなってきます。
私事でありながらお恥ずかしい限り、こんなではtotoちんをヘタレと笑えません。
自分でも私が身体を壊したらどうにもならないとは解っているのです。
ちなみに昨日はカリフラワーと青梗菜のクリーム煮を作って食べたまでは良かったのですが、胃もたれが酷く身体を起しているのがとてもつらくなってしまいました。
一夜明けて胃もたれはすっきり解消されてましたが、口の中には口内炎。
やっぱり疲れがピークだという証拠みたいです。
そして今日も夕方からのtantanさんの体調不良といい、夜になるとドーンと来ます。
午後8時半あたりまで今回tantanさんの呼吸の乱れはなかなか納まりがつきませんでした。
今日は飲水量も少なく排尿も1度、おまけに昨日今日と排便がなし…これで食欲が落ちたらと思うと気が気ではありませんでした。
我が家の夜ご飯の時間の午後9時前になって、それに帳尻をあわせたかのようにtantanさんの呼吸数はセイフティーゾーンへ…ご飯の準備をして部屋に戻るとしゃんと鎮座したtantanさんが!?
こちらの心配を他所にげんきんというか、幸いというか…複雑な心境です。
数時間前までのしんどそうな姿はどこへやらいつもどおり一心不乱に食べてから、直ぐにトイレへ大小あわせて一度に済ませてくれました。
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酸素ハウスにストレスを感じては逆効果なのと、やはり徐々に外気温と通常の室内環境に馴れて欲しくて少しずつ酸素ハウスの外で過ごす時間を増やしていき、出来れば夜だけ急変を防ぐために酸素ハウスを利用する方向へ導こうとしているのですが、今日はどうも私もいきなり横着が過ぎtantanさんも無理をしてしまったようで反省しています。
自宅でもやっぱり充電させる時間をちゃんと考えてもっとコントロールも今は綿密でなければいけないと改めて思いました。
救いはお天気が連日安定していることでしょうか…

【記 録】
 4/30
 ・朝 呼吸数:32 心拍数:測定不能 環境:酸素室温:23℃ 湿度:60%
 ・夜 呼吸数:44 心拍数:測定不能 環境:酸素室温:22℃ 湿度:60%

 ・投薬 朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
      夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠

 5/1
 ・朝 呼吸数;40 心拍数:測定不能 環境:酸素室温:22℃ 湿度:58%
 ・夜 呼吸数:52 心拍数:測定不能 環境:酸素室温:24℃ 湿度:58%

 ・投薬 朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
      夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠
4月29日朝5時半
午前1時前まで酸素ハウスの前で過ごす、その後totoちんの待つ猫部屋で2時間仮眠
午前3時過ぎにtantanさんの様子を見に来ると変わらず就寝中
夜に極端に冷え込むため眠る寸前まではストーブを使用して、その後朝まではエアコンで室温を維持。
大丈夫そうなのでまたtotoちんのところへ戻ってまた仮眠の続きをとる。
いつも寝室で眠る時はtantanさんが当然のように私のお布団に入るか、身体の脇にピッタリくっついて眠っていたのでtotoちんはよっぽど寒い時期でなければ遠慮して私に身体を預けて眠ることすら遠慮していました。
でもこの数日の暫定ひとりっ子状態に置いては誰に憚ることはなしといった具合に、私にくっついて眠っています。
昼間は殆どtantanさんにかかりっきりだったりで、殆ど構ってやれないせいもあってきっとフラストレーションはたまっているはずなのに、甘えはしてもわがままなところは一切出しません。それよりも私の話を努めて理解しようとしている節が見て取れて、少し切ないくらいなので、何処かで必ずtotoちんの為のコアタイムを作って遊んでやるようにしています。

朝5時半に直ぐにご飯を与えてから30分後の午前6時くらいに朝のお薬を服用させるように決めました。ちなみに夜の分は12時間後が望ましいとのことで午後6時。
夜は猫も飼い主も寝たほうが良いという主治医の考え方の下、朝の投薬に利尿剤を使い、夜の投薬に血管拡張剤を服用させています。これは夜間に急変を防ぐ目的もあっての投薬パターンです。
その配慮は的確で夕方服用した血管拡張剤(フォルテコール)が心臓の動きを助け安定させるので夜ご飯を食べてお腹が膨れると昨夜もtantanさんはすんなり眠りに落ちていきました。
朝の利尿剤も確実にその役割を果たし、飲む水の量に比例した排尿を昼間の間に促しています。
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昨日は普段使用している猫トイレをそのまま酸素ハウスに入れてましたが、狭い空間なので空気穴程度では少し臭いが気になるのではと思い、100円均一でキッチン用の水切りカゴを買って来て酸素ハウス仕様の猫トイレに換えてやりました。上部分がザル形状なので原理は普段使いの猫トイレとそっくりそのままなので、上に砂、下にトイレシートを入れて使っています。
トイレの大きさが半分になりその分広く使えるのと、エアコンやストーブを使うと乾燥するため慰め程度に飲み水を2箇所に入れてやりました。
初日に外室温との間で調整に苦労していた酸素ハウスの室温の維持については季節はずれの湯たんぽでどうやら帳尻合わせが出来たようです。
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付属のアダプターを接続してコンセントにつないで僅か20分でしっかり暖まり10時間保温が持続されるのは、思いつきで慌てて購入した割りに扱い易くよい買い物だったと思います。
Tantanさんは昨日の不調を踏まえて新たに導入した血管拡張剤(フォルテコール)がうまく薬が身体にあったようで、夜から午前中にかけて酸素ハウスの中でたっぷり眠って過ごしました。
午後1時に2回目のフードを与えてから、春らしい暖かな昼間だったこともありtotoちんとの緊張のお見合い第2弾を実行に移しました。
最初こそ警戒して「シャァ!」「シャァ!」の応酬でしたが、昨日ほどの動揺は見られず、お互いを意識しながら暫く猫部屋で過ごさせました。
このお見合いのためにtantanさんを酸素ハウスから出したことがきっかけになって、余程体調が良かったのか酸素ハウスには戻りたがらず、冷や冷やする私を尻目に夕方までの5時間程度を酸素ハウスの外の居室の出窓で猫ベッドに横たわりながら過ごしました。
体調レベルを読み取る呼吸数も驚くほど安定し、何度も計測しましたが時間を追うごとに健康な状態の呼吸数に近くなりました。
現在既にtantanさんは酸素ハウス内でこのまま朝まで就寝を決め込む体勢ですが、夕方よりも尚呼吸数は正常値により近く安定してきています。
このままうまく切り抜けてくれれば酸素ハウスは急性期のみの使用くらいで通常の環境下での無理のない生活に移行するのも近いかも知れません。
恐らく今日の午後に酸素ハウスを出ていた時も、tantanさん自身が極力動かないように自重しているように見えたので彼の中で身体のリズムがしっかりコントロールし始めている証拠だと思えます。
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今日は久し振りにゆっくり休めそうな気がします。
皆さんいつもtantanさんを気にかけていただき有難うございます。
お陰さまで彼の生への意欲が確実に力をつけてきているようです。
明日もどうかこの調子で安定して過ごせますように願って…


【記 録】
 ・朝  呼吸数:48  心拍数:測定不能  環境:酸素室温:24℃ 湿度:56%
 ・夜  呼吸数:35  心拍数:測定不能  環境:酸素室温:22℃ 湿度:55%

 ・投薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
       夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠
4月28日、在宅予後の初日の朝を迎える…
殆ど眠らずつきっきりで看病というより監視(苦笑)
やんちゃの監視なら喜ばしいけれど、未だ使いこなせてない酸素ハウスとtantanさんを順応させるための監視というのはほとほと気が張ります。
帰れたことが嬉しいはずなのに酸素ハウスに入れられているのがやっぱり解せないtantanさんはなまじ元気で夜通し頻繁に抗議をしました。
出してやりたい気持ちは山々ですが心を鬼にして小さな窓を開けてスキンシップで宥めます。
昨夜は私も寝室を使わなかったので、totoちんも猫部屋で一夜を過ごしました。
ひとつ屋根の下で2箇所の部屋を出たり入ったり、階段の上下運動もこれについてくるのでいいダイエットになるかも知れません。
我が家のペースで午前6時に朝ご飯をそれぞれに配給し、tantanさんも出された15gキレイすっぱり平らげました。
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退院に伴い実は私には宿題が出されています。育児記録ならぬ看護記録です。
内容は毎朝晩の呼吸数/分、心拍数/分、体温、一日を通しての闘病前の元気な時を満点の10点とした場合のその日の点数、食欲、飲水量なども同じように点数評価をするのです。
呼吸数は10秒でお腹の上下の動きの回数×6倍か、厳密に1分間で測定する。
心拍数はリラックス時のものを聴診器による心音確認。
体温はtantanさんにはストレスになるのでやらなくてよいとのこと。
子どもの頃にあまりお医者さんごっこをした記憶がないので本物の聴診器にちょっとドキドキ、実際にやってみたらコレが何とも思った以上に難しいのです。
耳をつけると色んな音が混ざり合ってこんな複雑な音を微妙に聞き分けなければいけないのかと閉口してしまいました。
心筋症や心疾患の最初の発見は多くは聴診器による心雑音です。
素人の私にはtantanさんの心音の他に聞こえる色んな音全てがその心雑音と云われるものなのか、多くの複雑な音の中で特異な音が明らかにプロである医師には聞き分けられるのか…面倒くさい性質なので理屈がしっかり通らないと納得できない部分があって理解してからやりたいんですよね、本当は。
なのでこの部分チャレンジしてますが大切なことにも関らずもの凄く信頼性に乏しい記録になりつつあります。
それに相手がDr.ならまだしもこと飼い主が聴診器なんぞを持ったところで当の猫さんは嬉しくなってゴロゴロ音出してしまうんですよ。
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薬についてはまず最初の3日間は利尿剤のみで様子を看るとのことでした。
なんだか不安がいっぱいでしたが、朝も機嫌よく目覚め排尿、排便共に10時までにノルマを果たしたtantanさんはこの時はそれでイケル!と思われてました。
9時半ごろ、酸素ハウスを出たがったので出してやると酸素チューブが扉を閉め切れず邪魔をしているのでtantanさんは脱走を図りました。
向った先は少しずつ慣らそうと敢て隔離策をとっているtotoちんの居る猫部屋
病み上がりとは思えない軽い足取りで階段を素早く駆け上がります。
もともと毎日30分程度で少しずつ逢瀬の機会を持たせて慣らすことをDr.とも相談していたので、猫部屋にそのまま入れてやりました。
ペントハウスに居たtotoちん、高見から何者!?という目線、もともとは自分の縄張りでももちろんあるtantanさんはあちこち確認に大忙し、いつの間にか真後ろに下りてきたtotoちんがtantanさんの匂いを確認します。
気配に気付いたtantanさん、振り向くや否や「シャア!」と小さく噴くtotoちん
微妙な間合いをとってtotoちんは侵入者tantanさんに小さく唸りながらプレッシャーをかけました。
やっぱり何だかtantanさんがストレスになってきている気がして階下の酸素ハウスへ戻した後、それから悲しいかな体調はどんどん下降していったのです。
起きていても呼吸数が増えて少ししんどそう、でも13時のご飯はしっかり完食。
その後どんどん息づかいが荒くなって身体と頭が呼吸に合わせて揺れるほどに…
お昼過ぎから気になってDr.へメールで状況を報告、指示を仰ぎました。
夕方までに呼吸数がさらに増え、尚しんどそうになったので新たな薬を増やすことになりました。
Tantanさんがこの病気を発症して病院などへ面会に行ってたりしている最中にも感じていたのですが、tantanさんの呼吸は数も多いのですが急にリズムが変わったりするようなところが見られお腹の上下運動が正に妙なうごめき方をしたりするので、彼が急変していく様は凄くよく解ります。そしてその異質な動きが素人目にもはっきりわかるので在宅でこれを目の当たりにするのは私は正直とても恐くなるのです。
病院から新たな薬を受け取って服用させたのは18時過ぎ…
メチオニンタブに粒を仕込んでしんどいながらもお腹が減ってきていたのか、難なく服用に成功しました。
直後から身体を横たえウトウト仕出します。
お腹の呼吸の刻みは相変わらず早く時に痙攣するような変則な動きも見せます。
それでも服用直後から楽になってきたようで両手を投げ出して彼特有のリラックスした姿勢の寝姿で目を閉じました。
午後9時、呼吸数は最速時60回近くカウントしたのが、50回未満までに安定しました。
といっても健常な猫の呼吸数よりも多いのですが…
ご飯に起こすと水を飲み、今日3回目の排尿。ご飯も全て食べきり、その後は落ち着いて眠っています。
今日一日だけでこれだけの起伏のある病態…ハラハラドキドキの連続で看てる方も正直かなり心臓に悪いです。
お陰さまで後から導入した血管拡張剤(フォルテコール)が効果を発揮したようです。
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幸いにも現在tantanさんは酸素ハウスで気持ちよく眠りについているようです。
明日はこんなに急変しませんように、平穏に過ごせますようにと願う毎日が繰り返しになりそうです。
でもこれが在宅予後なのです。ここからがこれからが“はじまり”なのです。


【記 録】
 ・朝  呼吸数:37  心拍数:計測不能  環境:酸素室温:23℃ 湿度:55%
 ・夜  呼吸数:49  心拍数:計測不能  環境:酸素室温:24℃ 湿度:58%
 
 ・投薬  朝:利尿剤(フロセミド)
       夕:利尿剤(フロセミド)  血管拡張剤(フォルテコール)


 
4月27日9時 面会
週明け月曜日のせいで待合室は満員、お犬さまだらけ…今週からGW突入ですからね。
あいにくのスッキリしないお天気で小雨がパラついたりで肌寒い、夕方以降はもっと下がるかと思うと心配なくらいの朝でした。
ここ数日の在宅演習の利尿剤の服用には自宅でも飲ませていたメチオニンタブのサプリをを使い、薬を埋め込んで飲ませて下さってました。
Tantanさんは幸いこのサプリが大好きなので、食欲が戻った今は何の疑いもなく喜んで薬入りでも食べていたようです。
そう思うと半信半疑ながらおやつ代わりのサプリ導入も役に立ったことになります。
普段のフードだけでなく、間食のこのサプリの件もお話していたのでそれをうまく利用して予後の投薬に負担のないようにとの主治医の配慮が嬉しいです。
夕方まで様子を見て大丈夫であれば予定通り退院と決まり、顔を見るだけで早々と後にしました。

午前中から午後にかけて自宅での準備。
今回の一番の在宅予後についての課題は酸素の設備。
住めば都とはよく云ったもので5日間でtantanさんは病院の酸素室にすっかり慣れてしまったので、少なくとも退院後数日だけでも自宅での環境に順応させるための手段が必要になったのです。
私達が普段自然に呼吸している空間の酸素と云われるものは空気中の20%程度のものです。
人間も動物も同じですが、呼吸器や心肺機能に疾患をもっていると普通に呼吸をしていても何処かうまく機能しないがために血液中に上手に酸素を取り込めなくなってしまいます。取り込む量が少ないとその程度によって、息苦しかったり、頭痛や吐き気が起きたり、ひどい時には呼吸困難になったりするのです。
Tantanさんの場合は心臓の筋肉の収縮に異常をきたしたがために、身体の中でいろいろな機能が全部狂いだして停滞してしまったということです。
呼吸は心臓と連動していますから、心臓がうまく動かないと呼吸もうまく出来ない訳で…それは同じ空間にいて同じように呼吸していても同じ条件で取り込めないということ。
そのために少しだけ有利な条件にしてやることが出来るのが酸素室の役割なのです。
Tantanさんが酸素室を自分から重用しているのが病院でもよく解っていたので、テルコムという業者さんから動物用酸素ハウスと濃縮装置をお借りすることにしました。
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25日の土曜日に電話でお願いをして直ぐに手配をしていただけました。
テルコムの酸素ハウスは器材、ハウスともに全て患者(飼い主)個人のレンタル制。
病院は関与していません。
特に獣医さんから強く薦められたわけではなく、こちらが最終的に導入を決めました。
酸素ハウスはプラスティック製でW80D60H55くらいの結構な大きさのものです。
前方の扉も観音開き、手入れ作業目的の窓も2ヶ所、室温計、湿度計が前方につき室内をしっかり管理することが可能です。
病院の酸素室は前方以外は側面も後方も壁ですから、今回のものは全てクリアで見渡すこともできるせいか窮屈さや圧迫感がありません。
実はこれは中型サイズで小型サイズがあるのですが、小型サイズは丸くして眠れないような細長い形状なので姿勢が限定されて窮屈そうに思いこちらにしました。
広さがあるため、普段に使用している猫トイレがそのまま楽に入ります。
その横でTantanさんの大きさでも余裕でいつものうつ伏せ寝スタイルが可能です。
ただ室内の空気を取り入れて濃縮した酸素をチューブでこのハウスに送る仕組みなので母体の小型の冷蔵庫(重量;30kg位)くらいの濃縮装置は結構な作動音を立てます。
熱を持つわけではないのですが、音が大きいので室外に置いて延長チューブで室内に引き込むというのが多くのパターンなのだそうで、我が家もその方法をとっています。
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お迎えに行く前に室内温度を熱いくらいにエアコンで暖め、ハウスの中の温度も高くなるように仕向けます。
というのは炭酸ガスや二酸化炭素をうまく排出させるために全く密閉状態にならないように中の酸素濃度が下がらない程度に計算された穴が予め設えてあり、広さもあるため本当に熱い夏のような環境でない限りハウス内だけが温室効果で周りと格差をつけることはありません。
むしろ流れてくる酸素は湿り気も帯びた冷たい感触のものなので設定した温度がいざ酸素を流し込み始めるとうまく充填される頃には3℃程度軽く下がってしまうのです。
さすがにここのところの調整が難しく、23℃環境で流し始めた酸素ハウスはtantanさんをいざ連れて帰った20時前には20℃をきって19℃!?正直青ざめました。
出かける前の試運転でどうにも思うようにならなかったので、急遽こんな時期になってドラッグストアを2軒探して湯たんぽを購入してきました。
それでいて湿度が50%切っているんですから、それではかなり冷たく感じるでしょう…
23時を過ぎてハウス内は室温24℃湿度56%まで上げることが出来て、tantanさんはようやく湯たんぽを枕にうつ伏せ寝で寝始めました。

自宅への車の中で緊張感からキャリーの中で大量にオシッコをして、あんなに酸素室が気に入っていたくせにさすがに家では不本意だったのかいざ入れてみたらご機嫌を損ねてしまいました。
が直ぐに解し、お水も飲み、21時を過ぎるとしっかりご飯を強請り、残さず食べた後にちゃんとコロコロとした理想的な排便も出来ました。
どうやら在宅初日、なんとか朝を迎えられそうです。

Totoちんですが、お互いが緊張するので暫くは隔離することにしました。
Tantanさんが安定したら少しずつ短い時間で会わせることを考えようと思います。
彼はこうして目の前に帰って来ました。
1日1日を大切にゆっくりと過ごしてゆきたいと思います。
4月25日 夕方の面会
酸素室:酸素濃度36±2% 流量:2.5ℓ 湿度:60% 室温:24~5℃
tantanさんはすこぶる体調が良さそうで私の面会を待つ余裕が出てきてました。
息づかいも昨日よりも随分楽そう食欲も旺盛なので身体の中も順調に稼動しつつあるよう
排尿は相変わらずシリンジから皮下注入による利尿剤とビタミン補給
ただ血管からの感染などを予防するためそろそろチューブは抜くとのこと。
tantanさんは病院へ来てから酸素室を出される時=検査か投薬、注射と彼にとって嫌なことをされる時という記憶がin putされてしまっているのでアクリルガラスの小窓を開けることには警戒心がないが、扉を開けられて呼ばれる時はすっかり奥に入ってしまいなかなか出てこなくなってしまう…
たった4日間でtantanさんには正に身を守るためのシェルターになってしまった
そんなtantanさんがこの日アクリルガラスの前ギリギリまで来て身体を横たえたと思うと、
目の前の私に向けて何ともいえない表情でチューブの入った右手の肉球をガラス面につけてきました。
よく古い映画やドラマでガラス越しに何かを訴えるシーンで手の平をつけて…なんて設定がありますが、まさにそれそのものです。
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表情はとても穏やかで幼子のような愛慕と母親のような憐憫を思わせるような表情
思わず切なく愛しくてその肉球に手を重ねたのですが泣かないと決めたのに、この時ばかりは何故か溢れ出すものをとめることができませんでした。
よくこの世の生を受けるものは皆役割を担って生まれてきているなどといわれますが、
何だかこの時のtantanさんはまるで自分がこの世の生を受けた意味も現在の自分の大きな苦しみでさえも解っていたかのような表情に見えたのです。
長い間こんな感じだったので看護士さんが来られて離れた時はさすがにtantanさんは手がだるくなったようで奥でブルブルと振ったりしてました。
何だか不思議な一瞬でした…

この日診察の最終、私が帰る前にtantanさんのチューブを外していよいよ錠剤の服用による利尿と投薬に移行されました。
実は昨夜は今後の予後についても大きなターニングポイントであったわけなんです。
皮下注入の利尿剤によって強制的に胸水や排尿をさせられていたtantanさん、食欲や喉の渇きと共に正常に体内バランスが整い循環しはじめているとしたら通常の飲食でそれらは必要ないわけです。
酸素室というまだ安定した環境下に居ながら強制的な循環から切り離して自分の体調を保持することができるかというのが昨夜の彼の宿題でした。
万が一、自分での体調保持に失敗しまた急変したらそこで在宅予後への道はまた絶たれることになるのです。
やはり帰る間際にかける言葉は「頑張れtanちゃん!」でした。

4月26日朝
お陰さまで急変による緊急呼び出しはかかりませんでした。
日曜ということもあって10時から15分間のみの面会を許されてました。
フードの補充、昨日より在宅予後の為の療養食を今までのフードに混ぜながらのトレーニングをしています。
今までほぼドライオンリーで過ごしてきたので、最初水分の多い缶詰を出していただいたようですがtantanさんは食べ方がわからなかったようです。
以前自宅で出したときも凄く時間がかかって口の周りをグチャグチャ汚しながら食べたことを思い出します。
療養食も10gの小分け単位で与えますが、全て残さず完食していたそう…
順調であればそろそろこの調子で食べていると排便の兆しがあるかもと思いましたが、面会時までには見られませんでした。
自力で体内循環も出来ているようで夜も過ごせたtantanさん…
これでいよいよ明日の夕方から在宅予後への第2段階の扉が開かれた訳です。
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一方、自宅には暫定ひとりっこですっかり鍵っ子が板についたtotoちん
帰るたびにそれはもう驚くべき甘え方で、もの凄くお喋りします。
ベタベタといった方がいいかも知れません。私の足下にくっついて眠ったりしています。
疲れていてもtotoちんにも淋しい思いをさせているので少しだけかまってやるのですが、癒される反面、とても疲れます。
明日tantanさんを迎え入れた時にまたまたピリピリの緊張感と火炎砲が心配です。

明日は昼間は何かと慌しいので、更新は夜になるかも知れません。
いつも温かいコメントを頂戴して有難うございます。
とても励みになります。
お返事は暫く出来そうにありませんこと、ご容赦下さい。
4月24日午後5時 面会 
酸素室:酸素濃度38±2% 酸素流量:2.5ℓ 室内温度:25℃ 湿度:60%
しんどそうに横たわり声掛けにも余り反応も少ない…目も三白眼になりながら混沌とする。
息づかいが相変わらず調子の悪い表現としては不適切だが細かくリズミカルに二拍子くらいの速さで刻む、目は開くとチアノーゼ(黄疸)が少し有り。
短い期間にいろいろ調べて呼吸の心拍数から胸水がたまってきているかが判断できるというのを知り、自然に面会時に確認することを覚えてしまった…
確かに状態が良い時は息づかいがゆっくりなテンポですが、急性期にはグンと速く変わってしまいます。午前中の一旦帰宅の際のショックからまだ抜けきらないtantanさんはまたしんどい坂を登っているように見えました。
それでも7時過ぎに私が帰ろうとする頃には少しだけアクリルガラスに近寄ってきたり出来るほどになり、私の言葉をちゃんと理解できるので「頑張れtanちゃん!」と声を掛けると手前に置いたフードを食べないといけないと健気に目を移しクンクンと匂う仕草をみせてきました。
帰る間際に「楽になったら食べて下さいよ、tantanさん…お水も飲んで元気になろナ!」
というと両目ウィンクと尻尾で『了解!』とお返事までしっかりします。
そしていつものフード10gを小袋で看護師さんに預けて
「夜中の間に食べると思います。多分水も飲みほすと思うので最後に新しいものに換えて大目に入れてやっておいて下さい。」
と伝えて出てきたところで4年前に先代アメショのzizi君の闘病期にお知り合いになったパグのプリンちゃんとお母さんにバッタリ出会いました。
彼女はzizi君の最後もご存知ならば、新たにtantanさんを迎えて最初にワクチンに連れて行った時も偶然病院で再会しており、いわば彼の成長すら見ている方なので会うなり涙が溢れてしまいました。
私が入院施設から出てきたのを見て彼女もただ事でないと感じたようで瞬時に連鎖して涙ぐませてしまって…
ひとしきり事情を話した後、椎間板を痛めて排尿が出来なくなって早や4年間も毎夕尿を抜きに来て頑張っているプリンちゃんと共に励まされて帰宅しました。

4月25日午前9時 面会
うまくいけば夜の間にtantanさんはご飯を食べ切り、お水も飲んで体調を取り戻しているはず…そう願いながら待合室へ。
看護士さんが「すごい復活ですよ!今までで一番元気かも♪」と声を掛けて下さり安堵しながら見に行こうとする前に昨日出張されてた主治医の副院長Dr.より心臓専門医とのカンファレンス結果を伺う。
昨夜から早速心臓専門医からの処方指示の投薬が始まり、安定した夜中にはDr.の顔を見ると人恋しいせいか喜ぶほどに体調も楽になっていたらしい。
今朝はシリンジを使ってゆっくりと利尿剤とビタミンCを皮下注入
私の顔を見るなりスッと立ってアクリルガラスギリギリまで来て三角のお口をしながら大きな甘えた声で「ごはんーっ!」と催促。
預けたフードは、夕方そのまま置かれていたものも含めて夜中に全部(合計20g)食べきったとのこと…偉いぞ、tantanさん!
お水も朝までに2回継ぎ足したらしく、病院からの別のフードを3,4粒Dr.の手渡しでも食いついたらしい。
直ぐに持参したフード10gを与えると目の前で一心不乱に頭を突っ込みガツガツガツガツ…
Dr.「いつもこんな食べっぷりですか?」
ジジ「ハイ、脇目も振らずちゃんとフードを噛み砕いてしっかり食べます!」
Dr.「夜中も実はこんな感じだったのでちょっと驚いてしまって…(苦笑)」
今のこの体調が安定さえすれば問題ないらしいのですが、やはり昨日の診断結果の2種類の心筋症の合併ということはどうやら曲げることの出来ない事実で、例えば今回これが一過性に落ち着いたとしても今後も同様の症状を再発させる確立はかなり高く、その度に発作程度で済まない危険性を伴うことは免れないということでした。
今日の午前中のtantanさんは投薬による顔の浮腫みもなく、目もいつものようにキレイにパッチリ開き、窓から手を入れるとスリスリが過度になり窓から枠いっぱいギリギリの顔を出して鼻チューをしてくるほど。
明日は日曜日なので本当であれば今日には退院した方が望ましいのすが、昨日の今日でいくら体調が良くなったとはいえなかなか私の方も自宅でのケアに心の準備もなければ不安もあることを正直に話しました。
tantanさんが病院の現在の酸素室環境とDr.はじめ献身的なスタッフの皆さんにもかなり順応し始めて入院ストレスという点ではそう懸念が無さそうということで月曜まではそのままやはり管理の行き届いた状態で体力強化を図ることに。
週明け以降、間近にGW休暇も迫っているので在宅療養に向けてのプランニングをすることとしました。
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                                       【3月31日撮影より】
親バカですがTantanさんは凄いです…ちゃんと頑張れます。病魔と闘う根性も持っています。
皆さんの励ましや応援や祈りが、ちゃんと彼には届いているのです。
その姿に逆に私が励まされています。だからtantanさんの前では泣いてません、泣けません。
彼には努めてポジティブにいつものように話しかけています。それが今の精一杯…
でもこれからは違います、前例のないことならば前例を作ればいい…
奇跡といわれるならばその奇跡に挑戦しようと思います、出来る限りのあらゆる術で。

こちらを訪れていただいている皆さんのお言葉にいつも励まされています。
本当に感謝しています。有難うございます。
今は一喜一憂するような重苦しいご報告しか出来ませんが、青い空を見るために目の前の濃霧と氾濫する水は手で掻き分けながら進もうと思います。
『拡張相拡張型心筋症』ならびに『肥大型心筋症』の疑い
先程、明日にでも受診の予定をしようとしていた獣医循環器の心臓専門医によるこれまでの経過と検査データで判断していただいた診断です。
おそらく根本に『肥大型心筋症』があるところに、急な血流の滞りが起こったことで症状として最初に出たのが『拡張型心筋症』だったということ。
これは前兆のない急性な経過なのでとにかく安静が必要。
現在の状況では長距離の移動が危ぶまれる状態のため、利尿しながら循環と呼吸の状態を保ちつつ、心拍数などの状況によって投薬するしかない。
この混合型の心臓の病気に関しては予後は厳しいとの見解。

上記はつい先程現在の主治医を通じて連絡のあった診断結果です。
昨夜の報告からこれに至るまでの経緯があるのでそれを記します。

4月24日午前9時 面会
すこぶる元気♪声をかけると目を見開き酸素室の中で立ち上がって尻尾を振る…
昨夜預けたいつものフード10gを夜の間に完食。お水も自力で飲み干していたらしい。
その様子に院長先生から入院によるストレスの緩和のために一旦帰ってみてはどうかとの提案がありました。昨夜も実はそういわれたのですが、最近は夜がまだ冷え込むので自宅で環境を整えにくいことを理由に我慢して置いて帰りました。
その判断がよく十分に夜明けまでに体力が温存できてかなり楽になった様子は確かにしたのですが…連れ帰ることでぶり返す不安もありましたが一旦一緒に帰宅。
猫部屋に入ると自分から私の手を飛び降り、用意したお水をゴクゴクいい調子で飲みました。
猫部屋に待っていたtotoちん、やっぱり2日ほどですが離れた間の緊張感が出ました。
Totoちんが近寄って臭いをクンクンした後、威嚇したのです。
それに負けじとtantanさんもうなり声を上げました。どうやらこの興奮がストレスとなってみるみる息づかいが荒くなってきて、しんどそうに呼吸に合わせて鳴き声が出るほどになってしまい慌てて病院に連絡して逆戻りしたというのが今朝の一連のことです。
今日は主治医の副院長Dr.が大学へ出張してその先で紹介されるはずの心臓専門医との明日からの検査受診のカンファレンスを行われることになっていて、その結果如何で明日の受診も決まっていたのですが…。
朝のこの病院―自宅間での一連の出戻りでの体調急変も鑑みて上記の診断がされました。

出戻って酸素室に入れるときtantanさんはよっぽど苦しかったのか、自分からせっせと私の手を離れ酸素室の奥に身体を横たえ、突っ伏した状態で荒い息づかいで耐えてました。
嫌な予感がしていたのです…このまま受診のための移動の直前まで車に乗せたりなどの刺激は避けて、体力を温存する方が良かったのではないかと。
かといって明日出てしまった後で着くまでに状態がどんどん悪くなることも考えられたのは確か…どちらにしてもtantanさんにとっては相当の消耗です。
副院長Dr.の帰りを待って、心臓専門医からの投薬と対処療法の立て直ししかないようです。
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                                  【4月23日午前9時29分撮影】
目の前に濃い霧が出てきて進むことが出来ません。
天を仰いでも水がどんどん湧き出てずっと氾濫状態です。
誰か知っているなら意地悪しないで教えて下さい。
空の青さは見ることが出来るのですか?