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1月23日(火) 晴れのち曇り
先代猫アメリカンショートヘアーziziのお墓のあるメモリアルセンターへ彼の誕生日の昨日が、今年最初のお参りになった。
去年のお正月からBlogを始めて、この日のこともココに綴った。
昨冬は何度も沢山の雪が降って、去年のこの日も雪が降り積もって辺りを白くした。
それとは打って変わって今年の冬は殆ど雪も降らず、冷え込みもかなり違う。
何だか逆に冬の情緒がなかなか感じられなくて残念な気もしたりして…
いつものように小さなブーケと好きだった猫缶、おやつのジャーキーを用意して向った。

去年のこの日はziziを思って、まだまだ滝のような涙が溢れた。
傍らにtantanさん、その後にtotoちんを迎え、秋になりziziを亡くしたその日になると締め付けられるような諸々の感情が蘇って、また涙してしまった。
でも昨日は祭壇でZiziの写真を前にお線香をたいたときは、さすがにジューンと込み上げたもののそれ以外には泣かずに済んだ。
短い時間で記憶の中の元気なziziの姿を呼び起こし、「どうしてる?元気だよ~」と話かけた。
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自宅の中のリビングのTVの上、出窓など、彼のお気に入りだった指定席が数箇所。
そこには彼の代わりに永遠にお澄ましした彼の写真が鎮座して、いつもziziを感じることが出来る。
とても利口で、可愛いくいい子だったので写真の彼にもついつい笑みがこぼれてしまう…
一年の間に折に触れて彼を思い出しては沢山泣いてきたのだけれど、昨日は不思議にとても穏やかな気持ちで向き合えた。
墓参ってそんなにウキウキして行くものではないだろうけど、何だか早く行ってやりたくて…

この日を迎えるたびに年を数えて誕生日おめでとう…は旅立ったziziにも何だか失礼かなと時間をかけてやっとそんな風に考えられた。
だからこれからは空を仰いで「ごきげんよう!ジー君♪」と声を掛ける日にしていきます!
by Brian0712 | 2007-01-24 15:11 | zizi
今にも泣き出しそうな朝のお天気は、午後には大声を上げて泣き出した。
去年の10月23日も空は一日中泣いていた…

早々と本日のノルマを果たし、メイクだけは元気いっぱい晴れやかに愛車で出掛けた。
行く先は、御用達たねや…してターゲットは“どら焼き”
パッケージが変わり、気持ち小さくなったんじゃない!?と違和感を覚えながらも購入。
次にそこから最寄のお花屋さん…買ったのはガーベラが主役の小さなフラワーバスケット
助手席に面子が揃うのを待っていたのは、猫缶2つ。
愛車はそこから20分程田舎に向ったメモリアルパーク
ここには去年まで10年余りを共に過ごしたアメリカンショートヘアーziziが眠っている。
あれから一年が経ってしまった…

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私は今日を迎えるのが怖かった。
今月に入ってからというものの何度か軽いフラッシュバックにあって、大切なものを失う恐怖感が蘇ったりもした。
でも悲しみに暮れた日々の後でtantanさんに出逢い、totoにも逢った。
思い切り握り潰されるような胸の痛みと勝手にはらはらと涙が噴き出す不安定な状態が次第に和らぎ、傍らで息づく無邪気さは心を徐々に解きほぐした。
1月のziziの誕生日に、彼との出逢い、生い立ち、暮らしぶりをこの場で披露した。
亡くして3ヶ月の月日は、そのあらましを語るにはまだ早過ぎて酷だった。
それから9ヶ月…Xデーからは一年後つまり今日、それくらいには私なりにziziが旅立つまでのことが頭の中では消化出来ているだろうと思っていた。
いやむしろ今日には語りたい、語らなければとも思っていたのだが、なかなか上手く思い出せない…
この時間になるまで色々考えながら何度も書き直したりしていたが、やっぱりちゃんと思い出すことが出来ない。
やっぱりまだ話せない…思い出すのも怖い、胸の奥にまだ傷みが走り脳が無意識に身体を拒絶させる。
愛するものの死に出会ってしまったとき、その悲しみを受け入れ 、少しずつ、ホントに少しずつ心が前に動き出していくことを“グリーフ・ワーク”といい、そのお手伝いをするのが“グリーフ・ケア”というらしい

つい先日人生の先輩である方から教えていただいた言葉…
その方のお話によると「死という現実を受け入れる…」ということから始まり、葬儀などもその一環とみるらしい。
例えば人間の終末医療のように予告・告知されたものだと受け入れることは現実的な物事と同時進行だが、大方の場合は皆、認められないままにセレモニー的な現実が進められていって精神的には置き去りになる方が多いような気がする。
だから本当のところグリーフ・ワークっていうモノはかなり先にあるように私には思える。
私にとってはグリーフ・ケアの役割をしてくれているのがブリ兄弟であって、その先にあるグリーフ・ワークにはまだ到達していないよう…だから去年の今日に未だ向き合うことが出来ない。

それでも元気で暮らしているよと、新しい相棒が出来たよとziziの好きなものを持って元気な姿を見せに行ったけれど、空と一緒に泣いてしまった…。

彼が私の誕生日に亡くなったのは、きっと忘れて欲しくないから…
だから振り返るつもりも、止まるわけでもないのなら、まだ泣いてもいいのでしょう?

帰宅して私を迎えたブリ兄弟には「有難う…ただいま」とちゃんと笑顔で云えました。

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ゴメンなさい…要は混沌とした気持ちで今日を過ごしたということです。
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by Brian0712 | 2006-10-23 23:03 | zizi
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今日1月23日を雪景色で迎えるのは感慨深いものがある…
10年前の1996年の今日も関西地方は大雪に見舞われた。
前日の22日の昼間から降り始め、京都からの車での帰り道を、当時予定日を過ぎた臨月の友人の身を案じた記憶が鮮明に残っている。
こういう類は私には虫の知らせが必ずあって、夜半過ぎに彼女は雪の中を病院へ入り、やはり翌日23日に目出度く初めての男の子を出産した。
この同じ日に恐らく雪は降ってないであろう比較的温暖な静岡で生れたのが、先代アメリカンショートヘアーのzizi(♂・ASHクラシックタビー・正式名:Flowersity Wallen)
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出会いは、確か4月初めの大きなホームセンター内のペットショップ。
前月に1年経たない仔猫を病気で亡くし、淋しくてペットショップへ寄ったところに彼は居た。
ガラス越しに、緑色の目がまん丸で真っ黒のアメショーがこちらを向いて座っていた。
眼が合った、視線を外せない…一目惚れだった。
人差し指でかまうと、手を出して真っ赤な口を開けながらじゃれてくる。
もう催眠術にかかったように店員さんに抱かせて欲しいとお願いしていた。
両手にちょこんと乗るぐらいの殆ど真っ黒に見えるアメショー。
コイツがまた絶妙のタイミングで抱き上げた途端に、私の胸によっかかった。
買うっ!今でもはっきり覚えてる値段は¥168,000ー…た、高いっ。
でももう絶対この仔だと確信があって、その場でカードで支払った^^ゞ。
この値段を家族にはとても言えず「赤札付いてたし、そんなに高くなかったし…」と勝手にSale品に仕立て上げ、後に畳みかけるように誤魔化した。
連れて帰るのは後日、ショップでキレイに手入れしてから手渡してくれるらしかった。
ここまで全て私の独断…家族には一切了解を得ていない。
家族も同様に以前の猫を亡くした悲しさで、次に飼う気持ちには到底なっていなかった。
おまけにこの日、父は毎月恒例のお遊び旅行で留守。
帰って母に「もう買ったから…」というと驚かれたが、直ぐに「どんなん?どんなん?」と嬉しそうに喰いつくほど…なら見に行こう!と今度は母連れで再度お店へ。
見た途端、二人とも我慢が出来なくなって手入れはいいから今連れ帰ると子供のように言い張って、無理やり父の留守中に連れ帰ってしまった。
さて翌日帰ってきた父の驚きと喜びようったらなかった…私も好きだが、猫は何よりうちの父が大好きだったから。
こうしてziziは10年前の春の日にうちの宝物になった。
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ziziは順調に成長し、真っ黒だったボディは時と共に立派なグレーのアメショー特有の模様が現れ、濃いめではあるが生まれつきの丸いきれいな緑色の瞳が魅力の看板猫になった。
アメショーは活発で足腰が丈夫、運動量もかなりのもので馬の走るように軽快な足並みで家中を走り回った。
愛嬌があって人好きのため、定期的に訪れる銀行の外交員さんや宅配便のおじさん達に可愛がられ、玄関先のポーチをリードを着けて指定席にし、毎朝通学路を通る小学生・中学生に名前を呼ばれ見送るアイドル猫だった。気付かず黙って通る知り合いを見つけたら短く「ニャン!」と鳴いて呼び止めるくらい…。
あっと言う間に名物猫になってしまって、写真を撮られたり、子供がわざわざ遊びに来たり華やかで幸せな猫生活を送っていた。
またコイツが上手なんだ…愛想をフルのが…誰に似たやら^^ゞ。
獣医さんにもキャリーを使わず待合室で招き猫のようにリードつけたままお待ちが出来る。
猫は勿論、訪れる人やお犬様とも仲良くなるような不思議な魅力のある猫だった。
ziziのお陰で猫の可愛さ、面白さ、賢さ、温かさを知り、私にとっては恐らく人生の中での一番波乱万丈だった10年を彼がずっと傍らで見つめ、励まし、癒してくれた。
殆ど大きな怪我や病気をすることなく過ごしてきたのに、9年目にして大病に冒され、昨秋奇しくも私の誕生日に他界した。

今日は本当はziziが眠るお墓へ、好きだった猫缶と鰹節、忘れちゃいけないドラ焼き(ドラえもんみたいだが、カワが好きだった)、生卵の代わりにゆで卵を持って逢いに行こうと思っていた…雪が降らなければ。
Tantanが来て、元気で頑張って暮らしている報告をするために…。
とりあえず今日は…ジー君、お誕生日おめでとう♪ そして、合掌。


最後に今日のtantanさん、さっきまで私のPC作業を妨害していたけど、やっと落ち着いたみたいでスヤスヤ夢の中です^^。
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by brian0712 | 2006-01-23 15:50 | zizi