昨夜は7月7日の七夕で072.gifまして十五夜の満月001.gifというドラマティックな巡り合わせ
キャンドルナイトは夏至の夜に灯りを消してスローな夜を過ごしましょうという呼びかけ
ことの起こりは2001年のカナダから米原子力発電所建設への抗議運動だったとか。
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最近はスローとかECOというあまりにも簡素な言葉で済まされますが、その言葉通り至ってシンプルに少しのいとま文明の利器を絶つことで、自然や環境、地球のことを考えましょうということですね。
ここ数年は夏至の夜に東京タワーや大阪城の夜間ライトアップが消されたりと段々とその精神に賛同する企業や人が増えてきました。
七夕☆満月○キャンドルナイト_f0032020_15354127.jpg

うちの場合は夏至の夜は恐ろしく蒸し暑く不快指数100%だったので、
情けないことにECOやスローの精神でロマンを愉しむ余裕が全くありませんでした042.gif
そこで昨夜の七夕の十五夜に仕切りなおしのキャンドルナイト037.gif
今年はこの半年で色々あったりしたので現在の自分達を見つめなおすことも然り、
今ある平和で幸せな日々を大切に来年も同じように迎えられますように…。
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アイアン製のオブジェのようなティーライトのアロマキャンドルは、私の大切な友人がお揃いでわざわざHawaiiからもう随分以前に持ち帰ってくれたものです053.gif
そして今回ことのほかtantanさんは積極的でちょっと感激させられました…043.gif
# by Brian0712 | 2009-07-08 15:47 | tantan
6月の最後の週にtotoちんのワクチンの接種に行ってきました。
もともとtotoちんは弱冠のアレルギーがありワクチンや投薬には注意が必要で、今回も事前にDr.と念入りに打ち合わせをしてから…
ワクチンによるアナフィラキー症状が出た場合のことを考えて、接種後~24時間以内の緊急対応が可能なように毎回なるべく平日に受診を勧められています。土曜日などだと急変した際に翌日が休診日などで対応が遅れたりするのを防ぐ為です。
それで週のど真ん中の夕方、不意打ちでキャリーに入れて車でさらうように病院へかっとんで行きました。
今回は実は他にも健診をしていただくことになっていたため、予約診察でtotoちんにとっては全く有り難くないVIP待遇(苦笑)
他に患者さんが居ない時間ですから普段は別のお仕事で分散されている看護師さんもtotoちんだけのために勢揃い。
まな板の上の鯉状態で診察台にのせるともう周りをガッツリ固められて逃げる隙はありません。
コレは実は作戦で怪しげな器材が見えないようにブロックする役割で、周囲から出てきた沢山の手は一気に彼を横たえ、お腹にジュルジュルと彼にとって気持ち悪いモノ(ジェル)を忽ちのうちに塗り見えない隙間から数本のコードが伸びてきてアレヨアレヨという間につながれました、そう心電図検査です。
モニターの端っこの053.gifの点滅がtotoちんのリアルな心拍数を示します。
122、133、140、220、221,230、125、121、118…
数字が極端に跳ね上がるのは青いケーシー(Dr.だけが身に付けている着衣)がtotoちんの目に飛び込んだ時
ちゃんと解ってるんですね、注射をうったり無理に口を開けたり嫌なことをするのが誰なのかを…(苦笑)
ただ心拍数は拾えても今回肝心の心電図は正確にデータを取り込むことが出来ませんでした。理由はどうやら想定外に毛深かかったかららしい015.gif
後にまだワクチンも控えているのでしつくこやらずに直ぐに胸部超音波検査へ
懸念された心肥大や拡張、血液の逆流、弁閉塞、筋収縮異常などありとあらゆる疑いの兆候は幸いにして見られませんでした。
心雑音もなく、心臓はキレイに元気に動いていました。
と判定されたこの瞬間、その場に居る皆が息を詰めて見守った検査で終わると一斉に安堵の表情で顔を見合わせて誰からとも無く微笑んでいました。
でも一番ホッとしたのは当のtotoちんだったでしょうね(苦笑)

その後触診、体温測定でコンディションの最終判断をして3種混合ワクチンを接種。
過去2回、接種後倦怠感や混沌、顔に浮腫というアナフィラキー症状が出たtotoちん。
今回初めてワクチン前にステロイドで副作用緩和の予防措置をとられました。
うちのブリ兄弟のワクチンは、インターペット社 ノビバックTRICAT3種混合生ワクチン
ここのところ他の猫さんのワクチン接種後の容態の急変などを沢山見聞きしたせいもあって、毎年の接種の必要性やそのスパンなどまだまだ何が最善かと悩ましく考えていた矢先だったのですが、4月にtantanさんの心筋症発病があったことでむしろワクチンよりも胸部健診を重要視したいと思い結局は同じ機会に済ませることにしました。
今回のワクチンは左肢の付け根の少し上辺り、tantanさんもそうですがうちの掛かりつけ獣医さんでは過去のワクチンや既往症の注射の部位を全てカルテに記録されており、その都度場所を換えて接種されます。
今回色んなもので長い時間あちこち触られたりして何が何だかわからないまま相当のストレスと戦ったであろうtotoちんは、自宅に帰って早々と眠り始め、その途中1時間後くらいにやはり少し顔にむくみが出ました。
それでも晩ご飯の時間にはお腹も空いたのか浮腫みでややブサカワ状態の顔ながら、足取りもしっかりと起きてきて出されたご飯を平らげました。
幸いその後も目だって心配になるような症状も出ず翌朝は元気いっぱいの雄叫びでご飯を催促するほどでした。
今回の健診で健康体であることがナント有り難いことかとしみじみ感じながらも、ひょっとして加齢とともに異変が生じる恐れもあると自分に言い聞かせて、今後も定期的な健診の必要性も同時にひしひしと感じました。
totoのワクチンと健診_f0032020_0234468.jpg

最後にtantanさんの心筋症は希有なケースとは云え、調べてみると最近は心疾患になる猫は少なくないようです。
当然自分の猫がその立場にならないと余りその病気に関して知ることも調べることもないのが普通だと思います。
本当はそのような病気を知らないことの方が幸せなのは間違いありません。
ただ数少ない症例の中で心疾患は遺伝による疑いが否めないということ。
今回totoちんまでこのように心電図や胸部超音波検査を受けさせた理由はここにあります。
この世に生まれた時期と毛色こそ違いますが、彼らは同じ両親から生まれた血縁です。
この事実がある以上、個体差といえども同様に何らかの心疾患が後天的に出てくるかもしれないし、もしくは全く出ないかも知れません。
どちらとも云えませんが、何らかの症状として表面化する前にそれを発見できることに越したことはないのです。
ブリ兄弟には他にも多くの血縁があります。
こちらを通じて知る方もあれば存じ上げない里親さんもいらっしゃいます。
縁あって家族となったブリ達と一日でも長く楽しく健やかに過ごせるように、ワクチンと同じように掛かりつけ獣医さんに少し詳しい健診のご相談をしてみて下さい。
今の私はこれから出来るなら彼らの血縁から心疾患を背負うブリが出ないことを願って祈るばかりです。
どうかどうか健診を受けて下さい、お願い致します。



【記 録】
 7/2
  ・朝  呼吸数:28  環境:室温:25℃ 湿度:56%
  ・夜  呼吸数:27  環境:室温:26℃ 湿度:53%

  ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
         夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
 7/3
  ・朝  呼吸数:29  環境:室温:26℃ 湿度:55%
  ・夜  呼吸数:28   環境:室温:26℃ 湿度:56%

  ・投 薬  同じ  

 7/4
  ・朝  呼吸数:27  環境:室温:24℃ 湿度:51%
  ・夜  呼吸数:28   環境:室温:24℃ 湿度:44%

  ・投 薬  同じ  

 7/5
  ・朝  呼吸数:28  環境:室温:23℃ 湿度:46%
  ・夜  呼吸数:28   環境:室温:25℃ 湿度:48%

  ・投 薬  同じ  
# by Brian0712 | 2009-07-06 00:30 | toto
ジャーン!ラグの上でコロコロ転がるtantanさんの前に現れたのは…
猫飼いの皆様の中にはお持ちの方もいらっしゃるのでは?そぅファーミネーターです!
ファーミネーターのその後_f0032020_23153765.jpg

狙うは灰色と白のまだらなお腹、宙を静かに忍び寄ります…031.gif
ファーミネーターのその後_f0032020_2316151.jpg

と目標物を目前に到達地点が違うようですが、いえいえこれでヨイのです045.gif
鋭い刃はご機嫌なお腹の真横に容赦なく刃を立てます。
ファーミネーターのその後_f0032020_23162833.jpg

至近距離の不穏な音にも全く動じないお腹、どう見ても慣れている感じでしょう037.gif
ファーミネーターのその後_f0032020_23165366.jpg

こうしてひと仕事終えて刃にたまったものは、ラグの遊び毛とブリの抜け毛008.gif
実は本来の目的のブリ兄弟の換毛時期のグルーミングに用無しとなった今、
うちでファーミネーターは現在ラグの遊び毛取りに一役を担っています。
こんなのでラグに刃を立てたら糸が切れるんじゃないかと心配されるかも知れません。
でも使い始めて丸3年を経過した現在も遊び毛がなくならず、ましてや時々いえ頻繁にここで爪を立てるブリ兄弟のお陰で日々毛羽立ち、実際にはかなり悲惨な姿なのです007.gif
ラグの毛足は15mmと短いのですが、彼らの柔らかな被毛はしっかりその中に入りこんでいます。
横着ながら、これがなかなか合理的に手際よく、実に短時間でよく取れる取れる~006.gif
掃除機とコロコロの前にやるだけで凄くすっきりとキレイになるので侮れないのですよ。
結構よいお値段だったのでこんな形でも用を足してくれればまぁ許せる気がするのです003.gif





【記 録】
 6/28
  ・朝  呼吸数:27  環境:室温:25℃ 湿度:59%
  ・夜  呼吸数:29  環境:室温:26℃ 湿度:58%

  ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
         夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
 6/29
  ・朝  呼吸数:28  環境:室温:26℃ 湿度:54%
  ・夜  呼吸数:28   環境:室温:27℃ 湿度:52%

  ・投 薬  同じ  

 6/30
  ・朝  呼吸数:28  環境:室温:26℃ 湿度:48%
  ・夜  呼吸数:29   環境:室温:24℃ 湿度:46%

  ・投 薬  同じ  

 7/1
  ・朝  呼吸数:27  環境:室温:24℃ 湿度:52%
  ・夜  呼吸数:29   環境:室温:28℃ 湿度:64%

  ・投 薬  同じ  
# by Brian0712 | 2009-07-01 23:48 | Goods
まさかの猫特集、いやtoto特集…世界限定1冊超プレミアものです037.gif
週末のお遊び(2)_f0032020_11545228.jpg



【記 録】
 6/27
  ・朝  呼吸数:28  環境:室温:26℃ 湿度:56%
  ・夜  呼吸数:28  環境:室温:27℃ 湿度:64%

  ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
         夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠
# by Brian0712 | 2009-06-28 11:56 | toto
そもそも前日の土曜日の暑さはその予兆だったかも知れません。
ただ夜には比較的涼しくなって、明けて夏至の朝はどんよりの曇り空で今にも泣き出しそうではあってもそう気温も高くなかったのです。
実は用事があって日中ほぼ夕方近くまで留守にすることになってました。
朝いつものようにブリ兄弟を猫部屋に移して出掛けようとしたのが午前10時半ごろ
このとき空はまだまだ鬱陶しく、どうみても雨の気配でしたが万が一のことを考え窓は全開にしたままで、サーキュレーターつけて出掛けました。
ただこの数時間後、恐ろしく後悔をする羽目になったのです。
暑い長い夏至のこと_f0032020_23411771.jpg

西へ向うほどにどんどん切れてくる雲と見えてくる青い空、容赦ない陽射し、そしてまとわりつくような熱気…
猫部屋の窓を開けてきたとはいえ網戸のため、風の通るベランダには出られない状態
自分の肌に尋常でない暖気を感じながら、自宅のブリ兄弟のことで頭は半分パニックになりながら所用を済ませ家路に向かいました。
血相を変えながら自宅に走りこむと普段なら猫部屋から玄関まで聞こえる程大きな声で呼ぶブリ兄弟の声がしません。
もうこの時点で頭に熱中症の文字とグッタリ横たわる兄弟の姿が一瞬過ぎりました。
直ぐに2階に駆け上がって猫部屋のドアを開けた途端、灰色と黄色の塊がなだれ出てきたかと思うとそのまま落ちるようなスピードで階段をまっしぐらに降りていきました。
この瞬間「あぁ~生きてたぁ~~~」と腰が抜けそうになりながら、自分の不始末を不謹慎にもこんな言葉が思わず口をついて出てしまいました。
ドアを開けた時にサーキュレーターが煽っていた風は熱風のようで、室温32℃湿度84%の数字を見たときはそれだけでクラ~とするような気さえしながらも背筋を冷や汗が流れたのを憶えています。
あと少し帰宅が遅ければ大変なことになっていたと思うと今でも本当に恐ろしくなります。
暑い長い夏至のこと_f0032020_23413556.jpg

心臓に爆弾を抱えたtantanさん、一番注意しなければならなかった暑さに迂闊な行動をとった自分を責めました。
彼の心臓が幸いにしてその日も落ち着きかつ冷静であってくれたことで何とか危機を乗り越えられたようでした。
階下に降りてすぐに風を通して涼しくしてやり、新鮮なお水とお腹を空かしていたので少しだけフードを出してやると夢中で食べてくれ、やっとそこで安堵できたくらいです。
熱中症寸前になりながら待ちくたびれて、やはりかなり消耗していたのでしょう。
Tantanさんの呼吸数は浅く早く脈打ってましたが、緊急時の目安の口呼吸や小鼻の動きなどは見られなかったのでとにかくクールダウンさせて落ち着かせることを優先しました。
暑さには強いtotoちんでさえ鼻のピンクがかなり赤みがかっていたので相当しんどかったのだと思います。
その後は兄弟ともに夜までぐっすり眠り続けゆっくりと普段の体調にもどせたようです。
ただこの夏至の夜と翌日の月曜日は尋常でない蒸し暑さになり、tantanさんの発病後意識しはじめて家のあちこちに置いた温湿度計の湿度の数値が振り切れそうになってそれを見ただけで気分が悪くなりそうでした。
後日獣医さんへお薬を頂戴しに行った時に看護師さんから、夏至の日曜と翌日の月曜日で体調を壊して救急対応をした犬猫さんがかなり多く、tantanさんは大丈夫だろうかと心配して下さっていたと伺いました。
今は幸いtantanさんの体力が何とか凌げた一件でしたが、これからますます暑くなることを思うとどこまでもつかとても心配で不安になります。
ただ私がやれることは今後同じ失敗を繰り返さないようにしっかり管理して環境を整えてやることで…本当にしっかりしなければと自分を戒めた出来事でした。



【記 録】
 6/23
  ・朝  呼吸数:30  環境:室温:25℃ 湿度:57%
  ・夜  呼吸数:29  環境:室温:26℃ 湿度:56%

  ・投 薬  朝:利尿剤(フロセミド)…1/2錠
          :血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
         夜:血管拡張剤(フォルテコール)…1/2錠 
 6/24
  ・朝  呼吸数:27  環境:室温:24℃ 湿度:54%
  ・夜  呼吸数:29   環境:室温:24℃ 湿度:55%

  ・投 薬  同じ  

 6/25
  ・朝  呼吸数:27  環境:室温:26℃ 湿度:52%
  ・夜  呼吸数:28   環境:室温:26℃ 湿度:63%

  ・投 薬  同じ  

 6/26
  ・朝  呼吸数:29  環境:室温:25℃ 湿度:50%
  ・夜  呼吸数:27   環境:室温:27℃ 湿度:66%

  ・投 薬  同じ  
# by Brian0712 | 2009-06-26 23:46 | Brothers